2015年5月23日土曜日

大久保健一はバンコクに何をしに行っていたのか?(車椅子ケンタの風俗放浪記)



前回の記事で、大久保健一と、風俗ライター・障害王ケンタKINGとが同一人物であると確証が取れた。では、実際、障害王ケンタKINGなるライターがどのような取材をし、記事を持ち込んでいたのかを調べてみたい。

ネットの情報では、過去に「裏BUBKA」や「G-DIARY」といった雑誌に載っていたとの情報がある。残念ながら「裏BUBKA」についてはバックナンバーの確認ができなかったが、「G-DIARY」は電子書籍バックナンバーの購入が可能ということでさっそく入手してみることにした。

この「G-DIARY」という雑誌は、タイ国内で販売されている現地日本人向けの情報誌だ。情報誌といっても内容のほとんどは風俗情報で、バンコクで働いている日本人向けの風俗ガイドブックといった性格が強い。日本でいうところの「CITY HEAVEN」のようなものだ。「G-DIARY」は日本でもAmazonなどで入手できる。

私は「G-DIARY」のホームページで、障害王ケンタKINGが登場するバックナンバーを探し、入手した。

はじめまして。ケンタです。僕は生まれつき障害がありずっと車椅子です。そんな僕もエロは大好きです。日本国内では島根以外の46都道府県は行きつくしてしまったので、最近は海外の風俗に車椅子で果敢に挑み、世界を舞台に破天荒に遊んでいます

こんな書き出しで始まる1か月のバンコク放浪記は、2014年2月~7月号計6冊が確認できた。この中で気になる箇所をピックアップしてみよう。

まずは、2014年2月号から。

今まで10か国以上の風俗で遊んだが、今でもハマり商いタイの旅から始める事にしよう。昨年9月末から丸一か月間タイのバンコクで滞在。

最初は自己紹介といったところか。過去10か国の風俗で遊んだ武勇伝を披露。この時滞在していた期間は2013年9月末からの1か月バンコクの風俗を満喫したようだ。

障害王ケンタKING」の自己紹介欄には、

小・中・高は障害者だけの学校で過ごし、女にモテたく卒業後に自立。37歳になっても彼女が出来ない愛に飢えた身体は、絶え間なく車椅子に乗って国内外、女を求めて飛び歩く。世界のどこかで彼女にめぐり合うのが夢。風俗店体験は500以上だが素人童貞

と書いてある。新聞報道によれば、大久保氏生活保護受給者であったということだが、保護費で500以上の風俗店を体験していたのだろうか気になるところだ。

続いて、2014年3月号より。

一カ月もバンコクに居るとホテル代もかさむわけだが、【中略】、中級ホテル以上を選ばなければならない。

1か月のバンコク滞在を中級以上のホテルを利用しているようだ。ジェットスターでの渡航の際は5つ星ホテルを利用していたということだが、1か月滞在でホテル代はどのくらいになるのだろう。

誰もが安心して最後までやれるのはやはりマッサージパーラーだ。【中略】 優柔不断な僕は、『ポセイドン』の金魚蜂の前でずっと品定めをして3時間ほど経ちようやく選んだ。先客に可愛い子が取られたので、その子が終わるのを待って指名したぐらいだ。泡姫は僕に気を遣ってくれて着替えとかもやってくれるしテクニックがある人は湯船で挿入しながら爪を切ってくれた

湯船で挿入しながらとあるが、これは完全に本番行為である。私はこの1文で買春疑惑は真実であったと確信した。『ポセインドン』のプレイ料は2,200バーツ日本円で約8,000円だ。

次に僕の好きな『エデンクラブ』。ここは言わずと知れた乱交専門店だ。僕のAV趣味が乱交専門なのであこがれの店である。一時期より女の質は落ちた。この店は2人の子が時間いっぱい奉仕してくれ、サービスはトップクラスだ

湯船で挿入の次は、なんと3Pだ。私は気になったのでこの『エデンクラブ』という店について調べてみた。本来であれば大久保氏のように経費を使って現地へ飛んで、実際に店舗で体験してみるべきだが、私にはそんな時間も金もない。ネットで調べると同店の体験談が載っていた。

これによると、『エデンクラブ』は現地でも変態の間では有名な風俗店のようで、①3Pの専門店生挿入以外はなんでもOK-ということらしい。ちなみに料金は90分で3,600バーツ、日本円で約1万3,000円と結構なお値段だ。

2014年4月号に移ってみよう。

テーメー周辺はもう怖いのでナナプラザで遊ぶことにした。ビール一本抱えて、すべての店を回ったが、一番落ち着くのは2階の『レインボー4』。【中略】 4日目にして初めて、僕はアリンちゃんペイパーして部屋に連れ込んだのだ。【中略】 流れのままベッドイン。純な付き合いがしたいと頭で思っていても、身体は嘘をつけずに勝手に元気になってしまいl、仕方がない感じでセックスをしてしまった

ペイバーとはお店で女の子を指名して自分のホテルに連れだすことをいうらしい。レインボー4では6,000バーツ2万2,000円)が相場(※連れ出し料込み、朝までの場合)だ。

2014年5月号、バンコクでの滞在記は終わりを迎える。

帰りの飛行機は安いエアアジアを利用してマレーシア経由で帰国。【中略】 それでもタイ女をゲットする為にリベンジを誓ったのである

この時期、大久保氏のご用達はエアアジアだったようだ。それにしても「タイ女をゲットするためにリベンジを誓った」という女性蔑視の記述には呆れて返す言葉がない。

帰国後、寒さのあまり暖かさを欲して半月後に沖縄に行く事にした。沖縄には10台の頃から訪れてハマっていたが、一昨年から日本でもLCCが就航し安く行けるようになったので年に2回以上は行っている。大きい理由としては、日本国内では性に対して比較的開放的な地域だからである。僕もご多聞に漏れず出会い系やソープでいい思いをしている

放浪記は、バンコク編を完結し、沖縄編へと移る。沖縄旅行も目的は風俗のようだ。年に2回訪れ、出会い系やソープを満喫。いいご身分である。

服の上から色んな所を触りながら、窓の外に米軍機が飛び交っているのを見ていると、色んな事が僕の頭の中を駆け巡った。そして平和を願いつつ発射したのだった

買春目当てで沖縄を訪れておきながら、米軍機を見て平和を願うとは。左翼系の思想の持主だろうか。日弁連への人権救済申し立てなど、左寄りな活動家であることは間違いないが、であれば、国内外で女を買い漁っていることに対して、本人、そして大久保氏を支援している周囲の人間はどのように思っているのだろうか?

2014年6月号では、空港での電動車椅子でのトラブルについて記述している。

安いLCCに乗ったため、国内線が多いドンムアン空港ということでタイ語しか喋れない人ばっかりで、英語が通じる人を探してきてもらうだけで時間がかかった。

どうやら、電動車椅子が故障していたため空港でトラブルに見舞われたらしいが、その原因が、

エデンクラブ3Pをやろうとしていたら店裏の階段を電動車椅子ごと落とされたから壊れた

ということであるから、トラブルに巻き込まれた周りの人たちもとんだ迷惑である。

2014年7月号が、風俗放浪記最終回。舞台を沖縄・石垣島に移す。

前回の3カ月後となる2月に再び石垣島にむかった。衝動に駆られすぐに石垣島まで行けるなんてLCCはありがたい限りだ。まず沖縄本島でプロ野球のキャンプを見たり、出会い系で主婦と会ったり、性欲を発散してから純粋な気持ちで石垣島に再び降り立った。

石垣島では風俗体験談こそ書かれていないが、ガールズバー小雪という女に入れあげた話が書かれている。結果、振られて傷心旅行と称して4月中旬から再びバンコクを目指すが、その道中で報道されているとおり、エアアジアとのトラブルに見舞われる。

なお、G-DIARY 7月号では、編集部・西尾康晴による『エアアジアによる搭乗拒否について』という記事も掲載されている。そこには、2014年3月障害王ケンタKING氏関西国際空港からエアアジアバンコクに向かった際の詳細が記述されており、障害王ケンタKING大久保健一氏であることを裏付けている。ちなみに記事によればケンタ氏は1種1級の重度身体障害者とのことだ。

今回、私が丸2日の日数ジーダイアリーの購入費用約5,000円をかけて訴えたかったことは、障害者が人権救済を訴える一方で、国内外で女性の人権を蹂躙しているという事実だ。バンコクの風俗店で働く女性たちは決して彼女たちから志願して体を提供していることはない。家族の生活を支えるため、やむにやまれず体を供しているのである。そんな女性たちに札束で顔を叩くようにして買春をし、本番行為で自己の欲求を満たす。しかも、その原資は、我々の納める貴重な税金を使っている可能性が非常に高いということ。大久保氏がフリーライターを自称し、取材と称してアイドルの追っかけ買春旅行をしていることに対して憤りを感じたからだ。

2015年5月22日金曜日

大久保健一はバンコクに何をしに行っていたのか?(フリーライター・大久保健一)

大久保健一、もう一つの顔

大久保健一氏の素顔を追っていく中で、氏には障害者団体スタッフという顔とは別に、風俗ライターという一面を持つのではないかとの書き込みをネットで見かけた。朝日新聞によれば、フリーライター大久保氏取材バンコクを訪れたとなっている。

中でも気になったのが、バンコクで発刊されている現地日本人向けの風俗情報誌ジー・ダイアリー」に掲載されていた「車椅子ケンタの風俗放浪記」という連載を書いている「障害王ケンタKING」が大久保氏その人であるという書き込みだ。

今回、大久保氏が取材と称してジェットスター機で訪れたバンコクと場所は一致する。ということで、大久保氏の正体をさらに追ってみた。

障害王ケンタKING
ジー・ダイアリーのHPを調べてみるとバックナンバーには確かに「車椅子ケンタの風俗放浪記」という記事が掲載されていたようだ。


確かに件の記事は実在したようだが、ライターの顔写真は隠されているため、このライターが大久保氏であるとの確証は取れない。しかし、私はついにこの風俗ライター障害王ケンタKINGなる人物と、大久保氏とを結びつける接点を発見した。


【拡散希望】
G-DIARYで執筆していただいている障害王ケンタさんが、エアアジアの不当な対応によりバンコク行きフライトの搭乗を拒否されました。予約時にきちんとすべてを伝えていたにもかかわらず、当日、空港で搭乗拒否されただけに、精神的、金銭的なダメージは相当なものです。一人でもこの事実を知っていただきたく、ご本人の許可を得てFacebookに投稿いたしました。以下が詳細です。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
2014年3月27日・エアアジア搭乗拒否顛末記
エアアジアX/関西空港11:00発(D7 533)クアラルンプール行(乗継)
クアラルンプール19:25発(AK1948)バンコク行を
以上のフライトを搭乗拒否されました。
①今年1月8日にネット予約
②「車椅子確認フォーム(寸法や重さ《80キロ》等)」を予約センターにFAX
③車イスの受託料について手紙を送付
④1月31日にその回答メールをもらう
という流れで事前に再三、情報提供したのにも関わらず、搭乗当日になって搭乗できなかった。

当日の関西空港のエアアジアカウンターが開く朝8時に早速チェックインに行ったところ、通常通りにボーディングパスをもらい、手荷物検査まで行き検査中にエアアジア係員に呼び止められ、カウンターに戻った。そしたら、「預かれる荷物の重さに制限があり32キロまでなので」と言われ僕の電動車イスは80キロなので預かれないとのことでした。日本の規定では預かれるそうですがマレーシアの規定によって32キロまでという説明でした。

マレーシアの貨物責任者に電話して関空のエアアジア係員がいろいろ頼んでくれましたが結局不可能になりました。一つのパーツごとが32キロ以下になればいいということで、全てのネジを外し僕の電動車イスを故障のリスクがありながらもすべて分解をして預けようとしましたが土台になるパーツ一つが32キロ以上だったのでそれだけで預かれないということになりました。
ですからすべて分解したのにまたもどさないといけなくなりました。そうこうしている内に2時間が過ぎ、最終搭乗時間も過ぎて結局、搭乗できませんでした。

前回の記事に掲載した週刊金曜日の記事を見ていただきたい。

週刊金曜日編集部2014年04月25日 16:53
航空業界の規定バラバラ――電動車いす搭乗拒否

航空業界には電動車いすに関する統一規定がないらしい。ある航空会社の航空機には電動車いすで搭乗でき、別の航空会社では搭乗拒否される。さる3月27日、関西空港からLCC(格安航空会社)エアアジアXでマレーシアの首都クアラルンプールに出発しようとした大久保健一さん(38歳)=兵庫県西宮市在住=はチェックインの際、「マレーシアの規定で荷物は32キロまで」とされ、搭乗を拒否された。大久保さんの電動車いすの重さは80キロだった。

G-DIARYの投稿と、週刊金曜日の記事の内容とが見事に一致する。大久保氏のもう一つの顔とは、風俗ライター・障害王ケンタKINGだったのだ。大久保氏2014年3月27日マレーシア経由でバンコクに向かっていたようだ。

要するに、このフリーライター大久保氏は、風俗ライターの取材と称してこれまで何度もタイ・バンコクを訪れていたということだ。風俗ライターの取材とは一体、どのようなものなのか。大久保氏個人事業主として収入を得ているのであれば、当然、渡航費や、現地滞在費取材経費という形で経費処理されると考えられるが、今回の旅行の目的がモー娘。のイベント参加であったとするなら経費として認められるのかは判断が難しいところではないだろうか。

いやはや、大久保氏が、生活保護費障害者助成金を受給している身であるとすれば(2007年当時、大久保氏は生活保護受給者であったことが新聞記事で明らかになっている)、かなりきな臭い話だと思うのは私だけだろうか?

なお、G-DIARY2014年7月号でも件の搭乗拒否について『エアアジアによる搭乗拒否事件について』と題して、編集部・西尾康晴による記事が掲載されていることを確認した。障害王ケンタKINGは大久保氏と同一人物であることは間違いない。

大久保健一はバンコクに何をしに行っていたのか?(活動家・大久保健一)

活動家・大久保健一の履歴書

前回からの続き。ジェットスター航空の搭乗拒否事件について。ここでは、まず事件の主人公である大久保健一氏の経歴について調べてみた。ネットに公開されている経歴等をを見ると以下のような感じだ。

1976年 群馬県生まれ小・中・高と群馬県内の養護学校で過ごす。
宮城県名取市、東京都小笠原村で自立生活し、2010年より兵庫県西宮市在住。
2012年LCC参入後、航空のバリアフリーについて活動するようになる。
(第49回日本作業療法学会資料より)

大久保健一(おおくぼけんいち)
1976年、群馬県生まれ。養護学校卒業後、兵庫県西宮市で自立生活開始。メインストリーム協会スタッフを経て、99年より宮城県名取市の障害者生活支援TIJ代表。全国自立生活センター協議会常任委員。
(月刊「ノーマライゼーション 障害者の福祉」2001年12月号

まとめると、大久保氏の経歴は、

養護学校卒業後、西宮市で自立生活を開始。
メインストリーム協会スタッフを経て、
99年より宮城県名取市の障害者生活支援TIJ代表。
2007年6月東京都小笠原村で自立生活をはさんで、
2010年より再び西宮に転居、メインストリーム協会スタッフとして再活動。

「僕がある団体の代表になったときは、出張に絡めてコンサートに行くなどして、それが度がすぎて代表の座を追われることになったぐらいだ」

前回の記事で紹介した、「代表の座を追われることになったある団体」とは、名取市障害者の自立生活を考える会(TIJ)という団体のようだ。さらにこの大久保氏の名前を手掛かりに、過去のニュースを検索してみると、いろいろとトラブルを起こしていることがわかってくる。

名取市での大久保健一
障害者自立支援法に基づいて10月から始まった新サービス体系で、外出手助けや日常生活のサービスが大幅に削られ、市民団体の活動に支障が出ているとして、宮城県名取市の「障害者生活支援TIJ」のメンバー3人が30日、県に不服申し立てを行った。

それによると、TIJ代表の大久保健一さん(30)ら名取市に住む3人は、9月まで月310―330時間のサービスを受けていたが、新体系移行で名取市は、月222―257時間しか認めない支給決定をした。

大久保さんらは「障害者を支援する活動が制約された」などと市に決定見直しを要請。佐々木一十郎市長は22日付で「命にかかわる問題ではない。生活水準は保てる」と回答し、見直しを拒否した。大久保さんは「障害者の社会活動を抑える悪例が広まってはいけない。徹底的に争いたい」と話す。

仙台市のTIJメンバーの男性も30日、仙台市の障害区分認定を不満として不服審査を申し立てた。県は、医師や福祉専門家らで組織する「県障害者介護給付費等不服審査会」で申し立て内容を審査する。
(河北新報) - 12月1日7時2分更新

上記記事だけを読めば、障害者自立支援法によりサービスが削減されたように見えるが、実態は違う。まずはこちらの東京新聞2007年5月31日の切り抜きを見ていただきたい。


市側の主張としては、大久保氏生活保護を受けながら、NPO法人理事長を務めていたため、理事長として活動している部分を対象外としたとのこと。NPO法人での活動中の介助費用は本来、法人側が出すべきもので市側の主張には納得がいく。

さらに、前回の記事とも関係してくるが、この大久保氏介助サービスを利用してアイドルのコンサートに行っていたことも問題視されたらしい。大久保氏が手記の中で触れていた「出張に絡めてコンサートに行くなど」して、代表の座を追われたとする理由とも一致する。

この新聞の内容が事実であるとすれば、生活保護受給者であった大久保氏は、NPO法人の出張と偽り、アイドルのコンサートに参加、しかも公的な介助サービスを利用していたということになる。

アイドルコンサートの参加費用は生活保護費等から交通・宿泊費はNPO法人の出張経費から支払っていたということだろうか。この件をきっかけに、大久保氏市民団体を解散小笠原村に移住する。

小笠原村での大久保健一
2007年6月より小笠原村父島に移住した大久保氏。本人は雑誌への寄稿の中で移住理由について次のように語っている。

「そして謹慎のために本土から一番遠い離島に引っ越しした」

大久保氏は移住先の小笠原村でもトラブルを引き起こす。小笠原村は当初、介助サービスを提供する業者がいないことを理由に、大久保氏に移住を思いとどまるよう求めていたが、大久保氏はこれを無視して移住を強行したようだ。そして小笠原村でも介護給付費に対する不服申し立てを起こす。

介護給付:小笠原村決定は「不十分」 重度障害の男性、都に不服審査請求/東京
脳性マヒによる重度の障害を持つ小笠原村の大久保健一さん(31)=群馬県出身=が  23日、「障害者自立支援法に基づいて同村が決定した介護給付は不十分」などとして、都に不服審査請求をした。
大久保さんは5月、宮城県名取市から同村へ転居した。食事や入浴、外出時の介助などのため、1月当たり320時間の介護給付を申請したが、村側は8月下旬、給付を村要綱が基準とする月178時間と決定した。
(毎日新聞 2007年10月24日)

そんな大久保氏だが、小笠原村での生活が馴染まなかったのだろうか、

「コンサートに行きたい身体はセイブできず、年に半年近く本土にもどり追っかけ生活を再開してしまった」

小笠原移住後、半年は本土で生活していたとのこと。小笠原村もいい迷惑である。さらに、

「そんな中でその当時は握手会もない時代であったが、ハワイへのファンクラブツアーに行けばメンバー全員と握手できるという夢のような企画が舞い込んだ。三泊で20万円以上なので人から借金をして行くことを決心した」

生活保護受給者の身分でありながら、20万円以上のハワイファンクラブツアーにも参加していたようだ。ちなみに、2014年ファンクラブツアーの参加費は燃油サーチャージ込で28万円。その他費用も含めれば30万円は軽く超えるだろう。

生活保護受給者が、30万円超のハワイ旅行。今回のニュースは障害者差別という枠だけに収めることはできそうにない問題点も抱えているようだ。

そんな大久保氏小笠原村での生活が合わなかったのか、2010年には再び西宮市に戻る。この西宮市、行政からの助成金が名取市の時より多い(2倍)そうだ。そんなことも影響していたのかもしれない。西宮市に戻った大久保氏は以前世話になっていたメインストリーム協会スタッフとして活動を再開する。

アイドルの追っかけで、航空機を利用することも多かったのか、このあたりから、今回の報道にも関係するが、格安航空LCCでのトラブルを引き起こしていくのだ。

2012年1月 ピーチ・アビエーション
2014年3月 マレーシア・クアラルンプール行 エアアジア
2014年8月 タイ・バンコク行 ジェットスター
(いずれも搭乗拒否のトラブルで報道)

そして、私は大久保氏の経歴を調べていく過程で、2ちゃんねるに以下のような書き込みを見つけた。

955 :名無しさん@介護・福祉板:2012/03/05(月) 22:36:01.22 ID:ZsNqZLx4
ニュースで見たが搭乗拒否された大久保健一さんて 
http://okanehadaiji.doorblog.jp/archives/6665438.html 
メインストリーム 
http://www.cilmsa.com/ 
の記事のOさんだろ。 

この人昔、裏ブブカで障害王ケンタという風俗体験記連載してた人だよな? 
松本晶とセックスする企画で写真でてた。 
(今、手元にないけど間違いないと思う。) 

次回は、活動家・大久保健一氏のもう一つの顔を追ってみる。

大久保健一はバンコクに何をしに行っていたのか?(ジェットスター搭乗拒否事件)

ジェットスターの搭乗拒否で人権救済を申し立て

記者会見で経緯を説明する大久保健一さん(中央)と弁護団=大阪市内(神戸新聞5/21より)

シンガポールに本社がある格安航空会社(LCC)「ジェットスター・アジア」に搭乗を拒まれたのは差別にあたるとして、電動車いすで生活する兵庫県西宮市の男性が21日、日本弁護士連合会に人権救済の申立書を送付した。同社や国に対して警告や勧告などの措置をとり、対応の改善を促すよう日弁連に求めている。
申立書を送ったのはフリーライターの大久保健一さん(38)。脳性まひのため体が不自由で、電動車いすで生活を送っている。
申立書などによると、大久保さんは昨年8~9月、取材のため福岡―タイ・バンコクの同社便を往復で利用したが、帰国の際、バンコク空港で搭乗を拒まれた。電動車いすで搭乗するための承諾は事前に得ていたが、「機長の判断だ」と説明されたという。大久保さんはそのまま空港ロビーで一夜を明かし、翌日の同社便で帰国した。帰国後に同社に問い合わせると、「そもそも搭乗には同伴者が必要だった」という回答があったという。
http://www.asahi.com/articles/ASH5N5WSCH5NPTIL038.html朝日新聞DIGITAL2015年5月21日より


まずは、大久保健一とは何者か?この人、2012年1月にも格安航空LCCのピーチ社で同じようなトラブルをおこしている。どうやら、障害者の自立支援を行うNPO法人メインストリーム協会(兵庫県西宮市)の関係者で、いろんな航空会社で問題を起こしているようだ。

さらに調べを進めると、フリーライター大久保氏の搭乗拒否騒動の詳細が判明した。

バンコク・スワンナプーム空港で搭乗拒否にあった、ある車椅子男性の手記
搭乗拒否当日の9月10日にA航空に送った文章
9月16日付けで内容の詳細についてA航空に送った文章
http://www.thaich.net/news/20140922b.htm

上記は、大久保氏本人が寄稿したもの。搭乗拒否の詳細が綴られている。
フリーライターを名乗る割には文章が長くてまとまりがないので、要約すると事件の真相はこうらしい。

①搭乗拒否は機長からの指示
②大久保氏は電動車椅子から機内用の車椅子に乗り換えて搭乗しようとした
③搭乗できなかったのは電動車椅子のバッテリーが原因らしい
 (※バッテリーは発火の危険性があるため特に国際線では持ち込み禁止になることが多い)
④大久保氏は英語ができないため現地係員との意思疎通が充分でなかった
⑤ジェットスター側は、翌日の便で、電動車椅子を搭載できるよう手配し、その便で大久保氏は無事帰国。

要するに車椅子のバッテリー持ち込みについて、当日申請があったため、機長(航空会社)が持ち込みを拒否したということ。ジェットスターの日本法人から現地への連絡が行っていなかったともいえるが、大久保氏がバンコクでの搭乗前日に連絡を入れておけばよかったことに思える。この手のトラブルは海外の空港ではよくあることで、これが障害者差別かと言われると。。。どうも騒ぎすぎのような気がする。

と、事件の真相は判明したところで、気になることが。この大久保氏の『取材』とやらはいったい何なのか。件の記事を読む限りは、渡航の目的はバンコクで開催されたモー娘。(ラベンダーというユニット)のイベントに参加するためらしい。ファンとして遊びに行っただけのようにも見えるが、天下の朝日新聞が「取材」と書く以上は間違いないのだろう。

さて件の記事を見るところ、この大久保氏モー娘。の熱烈な追っかけらしく、20万円以上つぎ込んでハワイのファンクラブツアーにも参加しているのをはじめ、日本全国、モー娘。を追いかけて動き回っているようだ。前年にはBerryz工房バンコク公演にも参加している。今回の『取材』も8月25日から9月11日までの18日間、しかも現地での滞在は5つ星ホテルというから驚きだ。格安航空を使っている割には、けっこう裕福な毎日を送っているように見えるのは私だけだろうか?

話は逸れたが、朝日新聞の記事によれば大久保氏のタイ行きは「取材」とのこと。しかし、件の記事にはライブの5日前からタイ入りし、情報収集、メンバーの空港への出迎えなど、モー娘。のコンサート絡みでしか動いていない様子。本当に取材なの、ただの観光じゃねーかと訝しがっていたところ、記事の中に気になる記述が。

「次の金曜日は取材などでメンバーとは会えず、僕はおいしいものを食べて英気を蓄えた」

確かに「取材」と書いてある。しかし、その後はモー娘。のイベントに参加、現地で遊んで帰国、でそのときトラブルに巻き込まれるという感じで、どうも「取材」は金曜日だけのようだ。

気になるのが大久保氏の取材の内容。彼はバンコクで何の取材をしていたのだろうか?一説には大久保氏風俗ライターとして活躍との噂もあるがこの辺りは次回に検証してみよう。

あっ、もう一つ気になったのが、これが取材だとして渡航費現地滞在費など、全部取材経費で落とせるのだろうか。件の記事には、

「途中、僕がある団体の代表になったときは、出張に絡めてコンサートに行くなどして、それが度がすぎて代表の座を追われることになったぐらいだ」

と、不正をにおわせる記述もあるが、どうなんだろうか気になるところ。